大王の楽器(ぞうさんのテューバ)

先日、フィンランド在住でテューバ奏者の小林宏光さんが来園されました。ひろしさんもトランペットを演奏してREIのこどもたちと一緒に過ごしました。

 

 いつもおとあそびで絵を描いたりもしていますが、この日はおとくらべということで、トランペットとテューバの楽器の違いについてこどもたちに実際に感じてもらおうと思い演奏を聴くことを楽しみました。

 テューバを初めて見たこどもたち。見た目の大きさと、大きな低音を聴いて泣き出す子もいましたが、楽器の演奏になじみのあるこどもたちは楽器をじっとみたり、興味深そうに音を聴いていました。

 トランペットとテューバの音の違いを「トランペットがビーと聴こえて、テューバの方はボーっていう風に聴こえたよ。」と、こどもたち自身の言葉で発することで、自分が経験したことをしっかりと相手に伝えることが出来るこどもたちです。

演奏の曲の中で「ぞうさん」があり、楽器の中にぞうさんがいるかも?!って事になるとみんな興味がテューバの楽器の中を覗いたり、楽器のベルに向かって「ぞうさーん!」って呼んでみたり、実際に楽器に触れてみたりして手の感触で楽器の感触などを確かめていました。

 こどもたちの感性を刺激することで乳児さんには生の臨場感のある楽器の音色に触れて聴くことでまずは感じる力を養う良い時間でした。

 幼児さんには耳慣れている楽器の音色から感じ取ったことを自分自身の言葉で感じたことや思っていることを話すことで考える力を養う時間となりました。

     

 楽器の見た目だけでなく音色の違いがあることを経験できた時間、おおきい、ちいさいの違いには本当にたくさんのことを学べる時間となりました。

 ひろし