洞雲寺マルシェのおさんぽ

洞雲寺さまの花まつり、形をかえ、

廿日市の町の歴史を伝えるものとなって今に繋がっていることを

本当にうれしく思います。

 

よちよち歩きの娘を連れて

お釈迦さまのお祭りに歩いた思い出が心地よく心に残っています。

 

その頃は、洞雲寺さまは田んぼの中の静かな空間にありました。

きっとあの風景を覚えておられる方も少なくなっていくのでしょうね。

 

今回のおさんぽは、子供たちにとって特別な一日だったようです。

洞雲寺では、お参りをして甘茶をいただきました。

お釈迦さまのお誕生日のお祭りです。

 

 

お財布に本物のお金を入れてもっていったこと、

何を買うか自分で探し、自分で決め、

自分でお金を出し、手にしたこと・・・。

 

 

そこで得たものは大人が思っている以上に大きな感激だったこと、

目をきらきらさせて、小さなお買い物をちいさな紙袋から出してみせては

大事そうにしまっている姿からみてとれました。

 

子供たちのお話から、お店を出されている露店の方々の

暖かいまなざしも感じることができました。

ありがとうございました。

お知り合いの方、よろしくお伝えくださいませ。

 

たくさんの“生きる”をこのちいさな活動から

学び取らせていくことができます。

お小遣いに持たせていただいた160円は、

お金の大切さも伝える良い機会となりました。

 

お金のカタチの違いにも気が付いたことでしょう。

お賽銭の銅の10円、穴の開いている50円玉、

そして少し大きい100円玉、本物に触れ、

色の違い、形の違い、重さの違い、お金の感触

そしてお金の大切さを味わったことでしょう。

 

私たちの住む世界には常に「大きいと小さい」があります。

形の違い、大きさの違いを生活の場や自然に触れたとき、

生きた学びをさせてあげたいですね。

 

お財布をわざわさ準備してくださったり、

落とさないように工夫してくださったり、

見えないところで保護者の方々のたくさんの配慮を

ありがとうございました。

 

 

生活の中で感覚を養う、

アトリエREIレイのイメージするアート保育

貴重な一環となりました。

 

レイコ