〈 おおの園舎 〉開園に関するお知らせ

突然ですが

アトリエREIレイこども舎から大切なお知らせがあります。

 

この度アトリエREIレイこども舎は

たくさんの方に支えられ

この夏、廿日市市大野地区へ2つめの園をオープンさせる運びとなりました。

 

さかた園舎のオープン時より認可保育園となった今でも変わらず

一貫した『アート保育』を掲げ、造形活動を通じ、表現力、

主体性を伴う子供たちの著しい成長を目の当たりにしてきたことで

より一層、幼少期における遊びの中での造形活動の重要性を

再認識させられたからに他なりません。

 

私たちが考える『アトリエ』とは、単に絵を描く部屋ではなく

造形活動に必要な、様々な素材が身近にある空間を意味します。

 

経験していないことを挑戦するのは大人になればなるほど難しいもの。

触ったことのないものを、いきなり使いこなせないのも同じです。

幼少期に何に触れ、何を体験し、何を当たり前の環境としてきたかは

子供の成長に大きく影響を与えます。

 

アトリエREIレイこども舎は、常に絵を描いているわけでもなければ

上手な絵が描けるよう、技術を教え込むこともありません。

日常的に様々な素材に触れる空間作りを重要視した

『アトリエ』のような保育園でありたいと考えています。

何があって、何がない、何を何に置き換えて、何を作りだすことができるのか、

全てを吸収できる幼少期を『アトリエ』空間で過ごし

様々な素材に触れながら、その経験を活かせる子になってほしいのです。

 

アイデアを形にしたり、ないものを代用させるひらめきがあれば

自分の道を自分で切り開くことができますよね。

それはいつか壁にぶつかったとき、これがダメならこうしてみよう!と乗り越える力になります。

社会に出て仕事をする際も大切な力です。

 

そうした『考える力』とは

自ら考え、選択するということを繰り返しながらでなくては

育てることはできません。

子供自身が『描きたい、作りたい』と思ったイメージを

自ら考え、選んだ色や素材で形にしていく造形活動は、『考える力』を育てるためのトレーニング。

ですが幼少期の子供にとっては一つの遊びにすぎません。

そんな日々の遊びの中で、自然と【考える習慣】を意識した保育を作り上げ

新しい園舎もまた、『アトリエ』のような空間でありたいと思っています。

 

そして、これからも

『アートで子育て、アートでまちづくり』をモットーに

地域に愛され、貢献できる存在になれるよう

子供たちと一緒に日々成長していきたいと思います。

今後とも、ご理解、ご協力いただきますよう

どうぞよろしくお願いいたします。

 

アトリエREIレイこども舎〈おおの園舎〉で

この夏、『小さなアーティスト』たちに会える日を楽しみにしています。

 

代表 岡本 礼子

 

※開園に伴い、一緒に働いてくださる保育士さんを募集しております。

ぜひお気軽にお電話ください。